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平成20年度 一級建築士 設計製図 検証用類似課題
本試験とは異なる記述・表現が多々あります。
[ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設]
T設計条件
この課題は、ある地方都市の中心市街地において、ビジネスの拠点となる駅前に建つ、「ビジネスホテル」と「フィットネスクラブ」からなる複合施設を計画するものである。また、この建築物は、2階において駅と連絡するペデストリアンデッキらもアクセスできるように計画するとともに、高齢者、障害者等の利用に配慮した計画とする。
計画に当たっては、特に次のことが求められている。
@ ホテル部門、フィットネスクラブ部門及び共用部門の異なる機能を適切にゾーニングした計画とするとともに、各部門の動線に配慮した計画とする。
A 1階及び2階のエントランスホールは、2階でペデストリアンデッキと1階で歩道とそれぞれ接続し、エントランスホールに設けるエスカレーター及びエレベーターを利用して、常時、自由に通り抜けができる計画とする。
B 建築物全体が、構造耐力上、安全であるように計画する。
C 建築物の環境負荷低減に配慮した計画とする。
 
1、敷地及び周辺条件
(1)敷地の形状、接道条件、周辺状況等は、下図のとおりである。 X=50m Y=30m  XY=1,500u
 
 @北側―商業施設(地上7階建)がある。
 A東側―道路(幅員12m)を挟んで商業施設(地上5階建)がある。
 B南側―道路(幅員20m)を挟んで商業施設(地上7階建)がある。
 C西側―道路(幅員8m)を挟んでロータリーがあり、上部にペデストリアンデッキ(幅員9m)がある。
 
 
(2)敷地は平坦で、道路及び遊歩道との高低差はないものとし、ペデストリアンデッキは敷地から6m高い位置にある
  また、歩道の切り開きは、1箇所当たり6mまでできるものとする。
(3)敷地は、商業地域及び準防火地域に指定されている。
  また、建蔽率の限度は
90%(特定行政庁が指定した角地における加算を含む。)、容積率の限度は500%である。
(4)電気、ガス及び上下水道は、完備している。
(5)地盤は良好である。
(6)気候は温暖で、積雪についての特別の配慮はしなくて良い。
2、建築物
(1) ラーメン構造による鉄筋コンクリート造とし、一部、他の構造種別と併用してもよいものとする。
ただし、その場合は、「U-2.計画の要点等」の「A構造計画について、特に配慮したこと」にその理由を記入する。
(2) 地価1階、地上7階建ての1棟の建築物とし、地下1階を除く床面積の合計は、6,000u以下とする。
この課題の床面積の算定においては、ピロティ、塔屋、バルコニー、屋外階段等は、床面積に算入しないものとする。
(3) 構造計画については、1・2階部分と3〜7階部分が、構造的に整合性のある計画とする。
(4) 設備については、次のとおりとする。
@エスカレーターについては、エントランスホールに上昇用下降用を各1基(1基あたり幅1.5m、勾配30度)を設ける。
Aエレベーターについては、次のとおり設ける。
 イ、エントランスホールに1基(1〜2階)
 ロ、ホテル部門の宿泊者用に2基(2〜7階)
 
ハ、ホテル部門のサービス用に1基(1〜7階)
 
ニ、フィットネスクラブ部門に1基(1〜2階)
Bその他の設備(空気調和・衛生設備、電気設備)については、適切に計画する。
 
3、その他の施設等
(1) 駐車場は、地上に平面駐車とし、車いす利用者用として2台分、サービス用として1台分を設ける。
また、利用者用及び従業員用の駐車場については、近隣の公共駐車場を利用するものとし、考慮しなくてもよい。
(2) 駐輪場は、近隣の公共駐輪場をりようするものとし、考慮しなくてもよい。
 
4、所要室
 下表の室は全て計画する。
部門 室 名 床面積 設置階 特 記 事 項





フロント・事務室 約50u 2 階 ・フロントにカウンターを設ける。
ロビー 約100u 2 階 ・2階のエントランスホールからアクセスする。
・ソファー等を設ける。


シングル
(計90室)
計約1,440u 3〜7 階 ・各階に18室(約16u/1室)設ける。
ツイン
(計15室)
計約360u 3〜7 階 ・各階に3室(約24u/1室)設ける。
車いす利用者用
(計5室)
計約120u 3〜7 階 ・各階に1室(約24u/1室)設ける。
リネン室 適宜 3〜7 階  
従業員控室 適宜 1階又は2階 ・ホテル部門の従業員用として、男性用、女性用を各1室設ける。











・裸足又は上履きで利用する計画とする。
受付ホール 約70u 1 階 ・1階のエントランスホールからアクセスする。
・受付カウンター、下足箱、ソファー等を設ける。
スタッフルーム 約40u 1 階 ・受付ホールに隣接させる。
ロッカールーム 約200u 1階又は2階 屋内プールへ直接行き来できるようにする。
・男性用、女性用を各1室(約100u/1室)設ける。
・ロッカー、シャワーブース、洗面台、便所を設ける。
トレーニングルーム 約200u 1階又は2階 ・受付カウンターを設ける。
・各種運動器具を利用して、トレーニングを行う。
エアロビクススタジオ 約100u 1階又は2階 ・壁の1面に鏡を設ける。
屋内プール 約350u 1階又は2階 ・プールは、長さ20m、幅8m、最深1.2mとする。
・受付カウンター及び採暖室を設ける。



エントランスホール 適宜 1〜2階 ・各階に風除室を設ける。
・エスカレーター及びエレベーターを設ける。
コーヒーショップ 約100u 1階又は2階 エントランスホールに隣接させる。
・カウンター、テーブル、いす等を設ける。
荷解き室 適宜 1 階 ・サービス用駐車場からの搬出入に配慮する。
・ゴミ庫を設ける。
従業員出入口 適宜 1 階  
守衛室 適宜 1 階 ・従業員出入口に隣接させる。
電気・機械室 約300u 地下1階 ・ドライエリアを付設する。
・屋内プールの機械室を兼ねる。
 ・便所及び倉庫については、適切に設ける。
(注)上記の床面積の合計(地下1階及び適宜は除く。)は、約3,130uとなる。
 
U、要求図書等
  設計製図答案用紙の定められた枠内(寸法線は枠外でもよい。)に、黒鉛筆を用いて記入する。
1、要求図面
  下表により、所定の図面を作成し(フリーハンドでもよい。)必要な事項を記入する。
図面及び縮尺 特 記 事 項
(1) 1階平面図

配置図
1/200


(2) 2階平面図
1/200


(3)基準階平面図
(3〜7階)
1/200
@建築物の主要寸法(柱割り及び床面積の計算に必要な程度)を記入する。
A室名等を記入する。
B建築物の出入口及び断面図の切断位置を図示する。
C設備用シャフトの位置を図示し、PSと記入する。
D1階平面図兼配置図には、次のものを図示する。
 イ、地下1階部分(電気・機械室の位置を図示し、床面積を記入する。)
 ロ、ドライエリアの位置
 ハ、駐車場(台数及び出入口を明示する。)
 ニ、通路・植栽等。
Eフロント・事務室、ロビー、受付ホール、スタッフルーム、ロッカールーム、トレーニングルーム、エアロビクススタジオ、屋内プール、コーヒーショップの床面積を記入する。
F客室については次のものを図示する。
 イ、代表的なシングル1室の室内プラン及びその床面積
 ロ、代表的なツイン1室の室内プラン及びその床面積
 ハ、各客室の出入口、設備用シャフト
 ニ、シングルの表示(S1、S2〜S18)
 ホ、ツインの表示(T1、T2、T3)
G基準階平面図は、3階とする。
H直下階の屋根、ひさし等となる部分を図示する。
(4)断面図
1/200
@切断位置は、屋内プールを含み、建築物の全体の立体構成(1〜7階)がわかる断面とする。なお、水平方向、鉛直方向の省略は行なわないものとする。
A塔屋を除く建築物の高さ、階高、天井高、1階床高及び主要な室名を記入する。
B梁及びスラブの断面を図示する。なお、地下1階及び基礎については図示しなくてもよい。
 
2、計画の要点等
  次の@〜Cについて、計画の要点を記述する。なお、要求図書に該当箇所があれば引き出し線等により補足して明示する。
 @建築計画(ゾーニング、管理・サービス動線、セキュリティ等)について、特に配慮したこと。
 A構造計画(構造種別、架構形式、構造上の特徴等)について、特に配慮したこと。
 B建築物の環境負荷低減(熱負荷の抑制、省エネルギー・省資源等)について、特に配慮したこと
 C設備計画について、採用した空調方式とその理由
 
3、面積表
  各階の床面積及びその合計を記入する。なお、各階の床面積については、その算定式も記入する。
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